起立性調節障害と心の関係
2025年04月21日

起立性調節障害になると
身体の不調とともに心の不調も伴う事があります
起立性調節障害という病気は
未だ広く認知されているとは言えず
誤解されやすい病気です
親御さんや友達、学校の先生までも
「甘えだ」「怠け病」「不規則な生活をして自業自得だ」
と心無い言葉を言う方も・・・
周りは気が付かないだけで
本人は一生懸命に
朝起きよう 学校へ行こうと努力しています
その頑張りが限界に達した時に
「心の不調」も出てきてしまうのです
お子さんに限らず
人が弱音を言えずに頑張らなければならない状況は
家庭の外、つまり社会の中にある事が多いです
家庭でも弱音を吐けない
状況が続いてしまえば
大人であっても
ストレスが溜まっていきます
それがまだ、身体も心も成長段階にある
お子さんに耐えれるでしょうか・・・
「私は心配されていないのかな?」
「なんで」こんなに辛いのにわかってくれないの?」
「朝起きたくても起きれないのに・・・」
責められてしまうとふさぎ込んでしまい
その結果、うつ病や不安障害、パニック障害など
二次的な疾患を引き起こしてしまう事もあります
大きな声で言えませんが(私の私見ですが)
勉強だけなら
今の時代ならインターネットなどを利用すれば
学ぶことはできます
勉強に為にと
無理やり辛い身体で登校する事で
本当に勉強になるでしょうか・・・
つらい身体で集中できますか・・・
それよりも
学校社会で人間関係を学ぶ
機会が出来ない事が大きな問題ではないでしょうか
ある程度のコミュニケーション能力は
たくさんの人とかかわる事で学ぶことが出来るからです
最後に
学校に行けない日が続き
人とコミュニケーションをとる事が苦手になる・・・
結果、引きこもりになったりしてしまうケースもあります
社会に出て働く事が難しくなり
今よりもさらにお子さんを苦しめてしまう事になるかもしれません
病院で検査をしても原因がわからない
どこにおっても改善されていない
元気になりたい
このようなお悩みをお持ちの方は
一度、当院へご相談ください