起立性調節障害は「怠け病」ではない!
2025年04月14日

起立性調節障害は周囲の大人が気付きにくい病気です
起立性調節障害のお子さんの行動をみていると
夜は楽しそうにテレビを観たりゲームを楽しんでいる・・・

もう少し早く寝れば
朝起きられるのでは?
怠けているだけでは?
と思われてしまう事が多々あるようです
子供に聞いてみると
布団に入っても
なかなか寝付けないから
携帯をみたりゲームをしたりしてる
と弁明します
実際は
起立性調節障害の子供の
8割
に
朝起き不良
寝起きの悪さ
があり
生活リズムが乱れている
しかし、健康な人でも
夜更かしをすれば朝起きれなくなって当たり前!!
では起立性調節障害との違いは?
起立性調節障害とのちがいとは??
それは
起立試験
の結果にあります!!
「起立試験とは、起立直後の血圧の変化を調べる試験」
健康な子供
起立直後に一過性の血圧低下がみられるが、平均17秒で回復
起立性調節障害の子供
起立直後に大きな血圧の低下があり、血圧もなかなか回復しない子供も多い
さらに起立性調節障害の子供にこの試験を実施すると
午後に比べて
午前の方が結果が悪い!!
健康な子供の朝寝坊ではこのような
朝夜の違いは見られません
まずは!!
病院で適切な検査を受ける事!!

検査なく主観だけでは本当の不調の原因が見抜けないばかりに
早期の治療が遅れ、子供の体調を親御さんが理解できず
親子関係まで崩れてしまう恐れがあります
まずは、検査ではっきりと不調の原因を見極めましょう
原因がわからない、自律神経の問題と言われたら
お気軽にご相談ください