起立性調節障害での初めての患者さん

2025年07月28日

初めて起立性調節障害を施術した時

開業後、子供の体調不良や起立性調節障害の施術をしたいと思っていましたが

整骨院に来る患者さんのお悩みは

腰痛や肩こり、首痛などの症状の方しか来ませんでした。

子供が来ても捻挫やスポーツ障害などでした。

まぁ整骨院ですから当たり前です。笑

当時からHPやブログ、SNSなどで情報発信をしていましたが

起立性調節障害の問い合わせはなく一般的な整骨院の業務をしていました。

きっかけをくれたご家族

開業して半年後、ついに起立性調節障害の患者さんが来られました。

中学生の男の子で半年間、学校へ行けておらず本当に元気がない状態で来院されました。

付き添いのお母さんもどうにかして息子を良くしたいという気持ちが強く感じました。

しかし、お父さんは起立性調節障害にまだ理解がなく

「怠け」「気合の問題」「精神的に」と思っており

子供さんとのお母さんとの距離感を感じておりお母さんも困っていました。

私の提案で、初診時にお母さん、お父さん、息子さんの3人で来ませんか?となり

初診時は問診だけでなく、起立性調節障害はどういったものなのか?

どうすれば良くなるのか?まつなが整骨院では何をするのか?などお話させていただき

お父さんにも納得していただき施術を開始しました。 ほっ!!

2か月後には学校へ行けるようになり

大好きだった部活も出来るまで回復されました。

そんな子も今では大人になり就職して仕事を頑張っているそうです。

起立性調節障害は本人の問題だけではない

起立性調節障害は辛いのは患者さん本人ですが

患者さんの親御さんも同じように辛い思いをしています。

子供はいつになったら元気になるのだろうか?

子供が体調が悪いのは私たちのせいではないだろうか?

学校へ行けない不安や心配など

本人だけでなく親御さんんも同じように悩んでいる姿を見てきました。

子供さんが学校へ行けるようになって嬉しくて涙ながらに報告してくれたご家族もおられます。

そんな家族をみると本当にこの仕事をやってきて良かったと思います。

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